シャオロンの部屋(中日ドラゴンズ)


左・シャオロン 中・ドアラ 右・パオロン


ドアラ
 登場年は1994年。ナゴヤ球場の最末期時代に登場したマスコット。コアラにちなんだのは名古屋の東山動物園のコアラの人気によるものと思われる。背番号は長く「000」であったが、2004年のユニフォーム新調に併せて背番号が登場年の「1994」になった。パオロンの項にも書いているが幻の「シャオロンの仲間達」では、シャオロンやパオロンとの関係は「親友」と紹介されていた。
 いまやコアラは日本各地の動物園にいてて、もはや珍しくなくなってしまった感もあるが、ナゴヤドームに移転し、シャオロン登場後も無事残留を果たした。あまりにもシャオロンと姿が違うのでやや違和感はあるが、シャオロン&パオロンの鈍重コンビのアクションを補うべく、スピードでは他の追従を許さない高速大回転を披露し、健在ぶりをアピールしている。
 以前はドアラはアクションはすごかったものの、優等生タイプで非常に地味で、また「キモかわいい」というある意味キモい風貌も相まって、シャオロンやパオロンより人気がないとされていたが、2006年頃からファンキーな芸風に変わったドアラに対し人気が急上昇。球団広報のブログがドアラ中心に書かれた効果も相まって、大爆発的とも言えるドアラブームが沸き起こった。スポーツ新聞の1面を飾ることも珍しくなく、テレビの普通の情報番組に出演したりと、以前からのドアラを知っている身としては「ヘンや」と感じるほどの熱狂的なブームを巻き起こした。本や写真集、ついにはDVDまで販売され、野球を知らない人でもドアラは知っているということも多々あった。
 球団マスコットの活躍を広く社会に知らしめるためにはこのドアラブームは望ましいものであったが、逆に本来は子ども中心であるべきマスコットが「ドアラオタ」とも言える大人に取り囲まれ、ドアラには子どもよりも大人の方が遙かに多く殺到するという異様な状況を作り出してしまった。
 何でも熱狂的になってしまうと色々弊害が出てくるということを端的に示してしまった感がある。これからは適度にブームが収まって、子どもが安心してドアラと触れあえるような雰囲気に落ち着いてほしいと願う。


シャオロン
 1997年にナゴヤドームが完成したときに新たに誕生したマスコット。
 デザインは公募で決定され、名前は「小さい龍」から「シャオ(小)ロン(龍)」と名付けられた。背番号は「777」であったが、2004年のユニフォーム新調に併せて登場年の「1997」に改められた。
 ペットマークのシャオロンは手が生えておらず、「D」の文字を強調した実に不自然なスタイルになっている。これで着ぐるみ化できるのか・・・と考えていたら、ペットマークとはだいぶ違うが着ぐるみシャオロンが登場した。(いまでこそ普通に見えるが、当時はすっげー強引なデザインだなあーと感心した)
 ただし、そのスタイルに無理があったのか、動きは極めて鈍重でイニングの合間に出てきても、足を延ばして外野の手前くらいに行った場合にゃ帰るのに一苦労でドアラや妹のパオロンに押されて帰ることもあった。しかし、当初は実に動きにくそうだったが、最近はボディが柔らかくなったのか、以前と比べると無理な姿勢も取れるようになり、かなり動きやすくなっている。また、Dのスタイルが崩れないよう、以前はしっぽを釣り糸で引っ張って垂れないようにしていたらしいが、最近は引っ張らなくても垂れなくなったようだ。
 以前は試合中は外野スタンド前まではあまり行かなかったが、機能性がアップしたためかかなり行動範囲が広くなった。最近ではバイクに乗ってグランド内を移動することもある。
 なお、昨今のドアラブームについてはあまりおもしろくないことだと思っているようで、ドアラ写真集「ドアラチック」には「ドアラは調子に乗っている」と書いていた(笑)
パオロン
 2000年から登場し、名前は「宝(パオ)龍(ロン)」と名付けられた。当初は「シャオロンの妹」と紹介されていたが、早くも2002年に中日の公式ファンサイトの掲示板で、シャオロン自身ががパオロンの事を「友達」と発言している・・・いったいどっちだ???最近は「妹」紹介されている例を見たことがないが、逆に公式に「友達」とも紹介されていない。これについての最近の公式見解は後述する^^
 写真を見ての通り足は足首だけでシャオロン同様極めて動きにくそうなデザインである。しかし、最近は体部分が柔らかくなってかなり無理な姿勢もできるようになり、軽快に走ることやダンスもできるようになった。
 背番号は登場年でもある「2000」。その癒し系的デザインからファンはかなり多い。
 なお、2001年に中日ドラゴンズのホームページに「キッズドラゴンズ」のページができ、その1コーナーに「シャオロンの仲間たち」としてシャオロン、パオロンをはじめ、中国にいるというシャオロンの仲間の○○○ロンというマスコットが5〜6匹紹介されていたが、なぜか1か月ほどでこの「シャオロンの仲間たち」のページそのものが削除されてしまった。おそらくは、これらの「○○○ロン」達について、子供やマニアから「来年からこの○○ロンもナゴヤドームに出てくるの?」という問い合わせが相次いだと思われる。それでハナからそんな着ぐるみを登場させるつもりがない球団が、いらん期待を持たせてはいかんと慌てて削除したのだと思うが真相はいかに?今に思えば「シャオロンの仲間たち」のページを保存しておくべきだった(笑)なお、「シャオロンの仲間たち」では、パオロンはシャオロンの妹と紹介されていた。
 ちなみに2006年に発刊された「中日ドラゴンズ70年史」では、「シャオロンの妹とも友達とも言われている不思議な関係」と書かれていた。公式のプロフィールがそれでええんかい!(苦笑)
 なお、言うまでもなくパオロンもであるが、他球団の野球ファンからはピンク色のカバと間違われることがある。
 

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